問題認識できていないと改善はうまくいかない事が多いです。

改善が上手くいかないのは経営者と現場との考え方の違いによるものです。

経営者と現場の考え方についてみていきます。

問題を認識・共有していないと推進力を失う

問題認識共有していないと

問題を認識・共有していないと推進力を失ってしまいます。

これは経営者と現場は元々考え方が大きく違う事が原因です。

「なぜ現場は自分で考え自分で改善してくれないのか?」と思った事はありませんか?

また、先導しているのに社員がついてこないという事はありませんか?

そのように思った事がある方はまず、経営者と現場の考え方の違いを知りましょう

経営者の考えは未来志向

経営者は会社をどうしていきたいかという理想と、現状の出来ていない事を良く知っています。

ですので、とにかく改善がしたい。つまり社長は未来志向である事が多いです。

それなのに、「現場は自分で考えて、改善してくれない」と腹立たしく感じています。

また先導して改善を行ってみても、現場がついてきてくれないという事態にどうすればいいのかわからなくなってしまいます。

現場の考えは現状志向

一方現場は現状志向であると考えます。

今やっている作業が最も重要であり、作業に支障が出ていないため問題があるとは思いません。

また改善の目的が分からないためやる気が出ず、今やっている作業を優先してしまう事が現状です。

経営者と現場の考え方のギャップを埋める事が重要

このように経営者と現場ではそもそも考え方が違います。

共通の問題意識を持たないままでは改善を進める事が難しくなってしまいます。

考え方が違う事は悪い事ではありません。

どうやって足並みを揃え、共通の問題認識を持てるかが改善を推進する上で重要だと考えます。

次回は、問題認識のために必要なことについてお話したいと思います。

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この記事を書いた人

GFC 上村正和
GFC 上村正和 中小企業診断士・日本生産性本部認定経営コンサルタント・1級販売士

職人一筋、木工加工から精密金属加工までを経験。精密金属加工会社では工場長を務める。現在は、中小製造業を対象に現場が活きる経営のサポートを行っている。コンサルティングを中心にのべ100社の支援実績。「日本の製造業をもう一度世界一にしたい!」という想いで支援を続けている。